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犬の腎臓病について

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腎臓は、犬が生きていく上で重要な役割を持つ臓器の一つです。「腎臓病」は血液検査で早期発見ができるので、フィラリア予防薬の投薬前に行う血液検査など、採血の時に少し多めに採血してもらって、血液検査をしてもらうことをお勧めします。

早期発見と治療

昼寝中の子犬

腎臓は体内の老廃物を尿として排泄したり、さまざまなホルモンを出す器官です。

機能が低下した状態を腎不全と呼び、様々な障害を引き起こします。本来排泄されるべき老廃物が体内にたまり、尿毒症を引き起こし、死亡することもあります。先天的な原因を除き、老犬になるほど発症しやすく、老犬の死亡要因の一つと言われます。

腎臓は、元々3分の1程度しか使われておらず、その代わり、一度壊れてしまうと元に戻りません。そのため、初期の腎臓病では症状は現れず、症状が出る頃には4分の3以上が障害されているため、病気が進行してるため治療が難しく、間に合わないこともあります。そのため、早期発見、早期治療が大切です。

腎臓の役割

ゴールデンレトリーバー

腎臓の役割は次の3つです。

老廃物の除去

糸球体というザルのような部分で血液から液体成分をこしとります。赤血球、蛋白等の分子量の大きなものはザルの網目にひっかかり、血液に戻されます。網目を通り抜けた液体を原尿といい、原尿の量は1日数リットル。これが全て尿に排泄されたのでは、いくら水を飲んでも間に合いません。

尿の生成

老廃物以外にも体に必要なものもたくさん含まれています。そこで、尿細管という部分で原尿中から水分や電解質、ブドウ糖等必要な物を体に戻します。この再吸収という過程を経て濃縮されたものが尿となります。障害を受けた腎臓では、糸球体のザルの網目が詰まって、外に出て行くべき老廃物が体に残ります。この有害な老廃物が体に溜まり、悪影響を受けた状態を尿毒症といいます。

さらに再吸収もうまくいかなくなりますので、濃縮された尿にならず、うすい尿を大量に排泄するようになります。喉が渇くのは尿に水分をとられすぎて脱水するためです。

ホルモンの分泌

腎臓は電解質や血圧を調節するホルモンを出しています。これらは他の臓器から出るので、大きな問題になることはありませんが、問題なのは赤血球を作るホルモン「エリスロポエチン」が腎臓から出ています。

このホルモンがないと新しい赤血球が造られません。赤血球の寿命は100日ほどですから、古いものから順に壊れていくと補充がない場合、どんどん貧血していきます。

症状と予防

おもちゃで遊ぶ犬

慢性腎不全の症状

慢性腎不全の場合、症状は徐々に進行していきます。初期は尿の色がやや薄くなるほかは、ほとんど無症状です。

しだいに水をよく飲むようになり、その分尿の量もしだいに増えてきます(多飲多尿)が、そのほかに目立った症状はありません。病態がさらに進むにつれ、嘔吐や食欲不振、体重の減少、貧血などの症状が見られます。最終的には体内の老廃物や毒素を排泄できず尿毒症におちいり、前述の症状が悪化するだけでなく、嘔吐や下痢が頻発したり、痙攣や昏睡などの神経症状がみられたりするようになります。

急性腎不全の症状

急性腎不全の場合、尿量が急激に減少したり、全く出なくなったりするとともに、食欲不振、吐き気や嘔吐、元気の消失などの症状が現れ、これらの症状は数時間から数日のうちに急速に悪化します。これを見過ごすと、高カリウム血症や尿毒症を引き起こし、命を落とすことがあります。

腎臓病の予防

予防としては、栄養バランスの良い食事を与え、特にたんぱく質や塩分の量が適切であることが大切です。排尿の量や回数をチェックすることを習慣にし、また、1年に一度は定期検査を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。

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