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ネコちゃんのための7歳からの腎臓ケア

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ネコちゃんの代表的な病気に慢性腎臓病があります。特に高齢の猫に多い病気で、7~10歳頃から増えはじめ、15歳以上の約3割が病気を患っていると言われています。今回はシニア期にさしかかる猫のための「腎臓ケア」についてお話しします。

腎臓病は発見しにくい病気です

腎臓の異変は初期の段階では症状を発見することが難しいため、診察などで分かった時には病気がかなり進行しているケースが多いです。

ぐったりする猫

腎臓は老廃物を尿として排出するほかにも、体内のバランスを保つ重要な役割を持っています。人間と同じで左右に1つずつあり、どちらか1つが正常であればほぼ支障なく日常生活を送ることはできますが、予備機能が高いことから、機能が半分に低下しても症状はなかなか現れないため、腎臓病と診断された時には、約7割以上の機能が失われていると言われています。

腎臓の働きが低下している時の症状

腎臓病は初期の段階で発見しにくい病気でも、腎臓が正常に働かなくなることで、次のような症状が現れることがあります。

  • オシッコの量や回数が増える
  • 水を飲む量が多くなる
  • 脱水で便秘になる
  • 食欲が低下する
  • 体重が減る
  • おう吐が多くなる
  • 口臭が強くなる
  • 毛艶が悪くなる

体内の水分が正常に再吸収されなくなるため、尿の排出量が増えます。また、体内の水分量が減り、いつもより水を多く飲むようになったり、脱水で便秘にもなります。

見つめる猫

体内の老廃物がたまりやすくなるため、食欲が少しずつ低下します。食欲がなくなると毎日の食事量が減ってくるため、体重が落ちてきます。他にも老廃物に含まれる毒素が影響して頻繁におう吐する、口臭が強くなる、毛艶が悪くなるなどの症状が現れることもあります。

早期発見をこころがけましょう

今のところ腎臓病の予防に的確なものはありません。日頃の状態や動物病院での定期健診など、早期発見でケアしてあげることが大切です。

家庭でチェックできること

毎日のオシッコをチェックしましょう。オシッコの量が多くなると要注意です。また、量が多くなると色も薄くなってくるので、この2つを注意深く観察しましょう。固まるタイプの猫砂を使うと、固まりの大きさからチェックできるのでおすすめです。

おしっこの量が増えることで、毎日飲む水の量も増えてきます。体重1kgあたり1日50ml以上の水を飲んでいる場合、腎臓に異常があると言われています。少なくても毎月1回は計量カップなどではかり、いつもより水を多く飲んでいないかチェックしましょう。

動物病院での検査

動物病院では、血液検査、尿検査、エコー、レントゲンなどで腎臓機能の検査を行っています。腎臓病は年齢が上がるほど発生のリスクも高まるので、7歳を過ぎたら年1回、10歳を過ぎたら年2回(半年に1回)のペースで腎臓機能の検査を行うようにしましょう。

診察を受ける猫

腎臓病と診断された場合のケア

一度低下した腎臓の機能は元に戻すことができません。腎臓病と診断された場合、残っている機能を継続しながら病気の進行を遅らせることが腎臓ケアのポイントです。

食事のケア

腎臓病と診断された場合、食事療法食への切り替えをすすめられることがあります。通常のキャットフードと比べ、タンパク質やリンなどが制限されているので腎臓への負担が軽減されます。獣医師の指導のもとフードは療法食に切り替えるようにしましょう。

サプリメントでのケア

一般に活性炭剤やリン吸着剤が配合されたサプリメントがよく使われています。これらは腎臓の機能に影響のある体内の毒素やリンを吸着してウンチと一緒に排出する効果が期待できます。その他、乳酸菌が配合されたサプリメントがあり、腸内の老廃物を減らす効果が期待できます。また、動物病院での診察で、病気の症状に応じた薬を処方されることもあるので、獣医師の指導のもと正しく投与しましょう。

飲水のケア

水をたくさん飲むようになるので、脱水しないよう、いつでも十分な水が飲める環境にしましょう。外出が多くて留守が多くなる場合は水入れを複数用意して設置するようにしましょう。

愛猫の長生きをのために正しくケアしましょう

たたずむ猫

食事やサプリメントは、病気になった後だと食欲の低下などが原因で食べてくれないことがあります。可能な場合、獣医師と相談し、元気なうちから少しずつ与えて慣れさせることも検討してみましょう。少しでも早い段階で異変に気づき、正しくケアすることで愛猫の寿命をのばすこともできます。高齢の猫に多い腎臓病、今は若くて元気だから大丈夫ではなく、真剣に腎臓病に対するケアを考えてみるきっかけになれば幸いです。

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