ペットと共に暮らす生活の中で引越しを行う家庭もあると思います。急な環境の変化は、ペットにとってストレスに感じる場合もあります。引越しすることでペットにどのような変化があるのかご紹介します。
目次
引越しによる変化

環境がかわると、イヌにとって精神的不安、ストレスを感じる場合が多く見られます。次のことに気を付けてあげてください。
ストレス軽減を心がける
- 事前に下見をする
- 部屋に入れない場合は、近くを散歩し、嗅覚、視覚から慣らす
- 引越し後は、できるだけ一緒に過ごせる時間をつくる
飼い主(オーナー)としてできること
- 不安にならない
- イライラしない
- 心にゆとりをもつ
- 早目の荷造りを心がける
- 動物病院情報を早めに入手する
- かかりつけの動物病院でカルテのコピーをもらう
引越し後に起こりうること
- トイレを外す
- 敏感になる(吠えが増える)
- 食欲不振
- 嘔吐や下痢 などの体調不良
集合住宅から戸建に引越し
- 外が良く見えるようになったので、吠えることが増える
- 玄関からの飛び出しによる事故
戸建てから集合住宅に引越し
- 上からの音や、廊下の音に敏感になる。
- エレベーターが怖い(脱尿、脱糞があった例もあります)
引越しと同時に家族が増える
人にとってはとても喜ばしいのですが、イヌにはダブルのストレスになる可能性があります。事前にイヌと暮らすことに関しての考え、意見交換、動物への愛情などを確認、共有しましょう。
様々なケース

市区町村によっては、公園の立入り禁止、排泄禁止や自転車での散歩は罰金制度があるところもあります。事前にリサーチしておきましょう。
残念ながら、ペット飼育不可の所に引っ越すからと、イヌやネコを手放すケースがあります。そうならないようにすることは最低限のマナーですが、オーナーさんの体調不良、施設入居等、予期せぬことが発生しそうな場合は 家族全員と話し合い、愛犬家として責任のある行動をして頂きたいと思います。
別れは新しい出会いの始まり。人もイヌも新しいお友達と出会い、新たなチャンス、可能性をつかんでください。